森のようちえん つぶ

2018/05/10

大人は『口にチャックで手はうしろ』子どもたちの世界を尊重して見守ります。

子育てってなんなんだろう

100年前はどうしてた? 縄文時代は?古代の人間は? ペンギンや猫や猿はどう? 

大人も子どももおじいちゃんもおばあちゃんも地域も みんなにとって最高の子育てってなんだろう?これからの持続可能な暮らしってなんだろう?

それを 追求しながら

こどもとの暮らしの中で ようちえん というより 次の時代を生きていく子どもたちのために 私たちおとなは 何ができるか、という視点で活動しています。田舎のおじいちゃんおばあちゃんにたくさんの事を教わっています。


こどもは社会の宝。お年寄りの方も私が想像もできない様な大変な時代を生き抜き子供を育て上げた 智慧と経験、技術力の持ち主で社会の宝です。

つい70年前くらいまで、暮らしの中にあった子育ては、お婆ちゃんから親へ 親から子へ子から孫へと 伝えられて来ました。

今は、暮らしと育児が切り離されている様で、働く母にとってはありがたく私も利用させてもらう事もありますが、保育園に行き保育士さんが見てくれたり、子育て情報はインターネットや保健師さん、なかなか生の声を聞けない状況が多い様に感じます。

昔は幼稚園や保育園というものがなく、子育て、というカテゴリーなんかもなく 子どもとの暮らしが日常に溶け込んでいて、村みんなで育てていたと言います。子どもは子どもの社会で育ち合い、陽が暮れるまで外で遊び、家では、お婆ちゃんと豆の選別をしたり藁で縄を綯いわらじを作るのはお年寄りと子どもの仕事だったといいます。それを全て肯定する訳ではありませんが そういう暮らしが今の自分にとってとっても新しく興味深いものなので そういった要素を日々の暮らしの中に少しだけ 取り入れてみようと思いました。

移住して一番困った事は、私たちの地域は限界集落で子どもが少なく、子供同士の交流がなかなか出来ないことでした。以前住んでいたところでも長女と次女を園舎のない山の中で、森のようちえんの保育方法を取り入れた自主保育をし、仲間たちと一緒に大家族の様にみんなで育ててきたこともあり その経験を活かし去年の11月くらいから『森のようちえん つぶ』を始めました。

毎週木曜日に由布市の里山の集落で開催しています。

種、農、調理、保存食作りなど暮らしの基本となる食の事、野草など身近にあるもので対処する自然療法やお手当のこと、手仕事では山のツルを使ったかごあみ、山暮らしの達人のおじちゃんたちに 藁を括ることから教えてもらい昔話に出てくる様な藁小積を作ったりわらじを作ったりします。また、身近な植物による染色など学んでいきます。

普段の活動では、森の中を散歩したり、カマドで無農薬、無化学肥料のオーガニックの野菜と湧水でお味噌汁を子どもたちと一緒に作ります。ごはんの後には昔から日本で口承で伝えられてきたわらべ歌で遊びます。活動場所には 縄文時代を彷彿させる おじちゃんたち手作りの竪穴式住居があり中に入って遊べます。

お父さん、お母さん、地域の方々の愛情がいっぱいつまった場で 大家族のように暮らしを楽しんでいます。


2歳児さんも包丁でトントン。1歳児さんは野菜をちぎったり自分の仕事をはりきってします。

カマドの達人のじいちゃん、ばあちゃん達とやせうま作り

畑のがっこう

子供達に大人気。竪穴式住居とブランコ